最近・・・
季節の移り変わりのせいだろうか・・・・・
僕的にフッと物思いに耽る事が多くなった
幼き日の思い出が蘇る・・・・・



一日の始まりの朝・・・
僕は「朝食・トイレタイム・お兄ちゃん・お姉ちゃん達のお見送り」と
一通りの朝の日課を終えた後は少々疲れ気味になる事も多く
ちょっと通路で一眠り(-_＼)ゴシゴシ(/_-)ゴシゴシが日常だった



パティシェ＆お母ちゃんの仕事が始まる頃
【マスコットキャラ】就任の日を目指した修行が始まるんだ
「マスキャラ養成訓練」(-_-;)

ハード部門担当はパティシェ！！
容赦無いハイレベルの訓練が要求された！！

その１【トイレトーレーニング】！！
真っ白いシートの上にピンポイントでオシッコをする(￣□￣;)!!
そんな高等技術を僕は強いられていた！！
当時推定月齢１ヶ月ちょいちょいの僕には途轍もなく大きな壁だった・・・(-_-;)


替わってソフト部門担当のお母ちゃん！！
笑顔の向こうで僕に要求するハイ＆ハードレベル！！(￣口￣∥)

【展覧会の絵お出迎えエントランスデビュー】に向けて求められたのは
お客様の心を一瞬にしてゲットする”愛くるしさ”だった！！

しかしこの技が通用したのは幼少時代の僕！！
つぶらな瞳攻撃・可愛い鳴き声攻撃・媚びるクンクン攻撃　ｅｔｃ・・・

それでもあの頃はそのいずれも習得できないまま
１日の訓練が終了していた・・・ε-(;ーωーA フゥ…

又ある朝のバトルは壮絶なまでの死闘だった・・・(-_-;)
仕込みに忙しいパティシェに替り
ソフト担当だったお母ちゃんがハード部門にまで介入してきたんだ(;゜ロ゜)ハッ

家族がまだ寝静まっている早朝５時過ぎ・・・・
母性本能をくすぐる僕の鳴き声ＵＴェＴＵ クゥーンで
お母ちゃんが目覚めた・・・・

僕の為にミルクとエサをお皿に入れてくれ
夜中にそそうした僕のオ○ッコとウ○チを黙々と始末してくれた・・・・

お母ちゃんは優しいなぁと思いながら朝食をハグハグしてると
何やらもよおして来た気配・・・・
僕が(゜゜;)(。。;))((;゜゜)(;。。) ソワソワしだすと
お母ちゃんの顔色が変わったっけ・・・(・_・;)

その後の素早い行動に僕は目を見張ったんだΣ(=゜ω゜=;)
すぐさま僕をオシッコシートに座らせおなかをナデナデマッサージ！！

けれど天邪鬼な僕はその場では期待するものが出ない・・・
キョロ(・・ Ｕ三Ｕ　・・)キョロと別の場所を探しうろうろする！
お母ちゃんは静かなる氷の微笑・・・！？もとい表情(((=_=)))で僕の行く手を阻む・・・

闘いが始まった・・・・
さまよう僕！！　阻むお母ちゃん！！
時の流れは１時間を越えＡＭ６：００を告げた・・・・

お互いに疲労の色は隠せなかったが・・
ここで負けるわけにはいかない！！
けれどお母ちゃんだって一筋縄ではいかない・・・

残る精神力が尽きかけた頃・・・・「コタッ」
お姉ちゃんの声！？

緊張の糸が切れた！！
不覚にもオシッコシートの上に一筋の滴が・・・・
お母ちゃんとのその朝の闘いは終わった

・・・が・・・それからも容赦ない訓練は続いた・・・・

つぶらな瞳・ぬいぐるみのようなフンワリぼでぃ～
幼さを連想させるポテッとした動き

僕に逢った人はこう呟いていたという・・・・”魔性の魅惑犬”　( -_-)フッ


【展覧会の絵マス（コット）キャラ（クター）】になるべく
日夜特訓が施されている僕だったが・・・・
テクニックが会得出来ない日々も多く
苦悩は多かった・・・・

でもそんな中でも僕的にトイレのテリトリーが決まったのだった
パティシェもお母ちゃんも認めるそのエリアはスペース的にも申し分なかった・・・・

偶然そこでの”僕的トイレタイム”に出くわしたお母ちゃんは
この上ない優しい笑顔で僕を褒めてくれたっけ
お姉ちゃんも嬉しそうに褒めてくれた・・・・

そんな時僕は・・・・至上の喜びを感じてたんだ